ハムスターの視力はあまり良くなく、また色盲である。そのため、外界の状況の把握は聴力と嗅覚に頼っている。臭腺の臭いを周りに散布することでなわばりを主張するとされており、特に自身の臭いに非常に敏感である。また、高周波を聴くことができるといわれており、超音波で互いにコミュニケーションしているとも考えられている。
一般に、尾は見えないほど短い。毛の長いハムスターでは隠れてしまうほどである。例外としてチャイニーズハムスターには自身の体長ほどの尾がある。
頬から肩にかけて、伸縮性のある頬袋と呼ばれるエサを収容しておくための袋がある。一杯になるとその袋は2倍から3倍にもふくれ上がることがある。ここに溜めた食料を、自分の巣穴で吐き出して貯蔵するのである。
急激な温度変化、乾燥や日射しには非常に弱い。数10分の日光浴で死んでしまった例もある。また特に温度が低くなった場合、疑似冬眠と呼ばれる、体温が低くなって死んだように眠ってしまう状態になることがある。
また、上記の通り、食性は雑食性である。野生状態では、木の実、穀物、野菜、果物、また昆虫やミールワームなども食べる。飼育時に適したエサについては下記参照。ハムスターは時に自分の糞を食べることがある。これは、一度では消化しきれなかった養分をもう一度吸収するためであり、決して異常行動ではない。
その他、齧歯目に共通した特徴として、2本の門歯が一生伸び続けるというものがある。飼育下では、固い餌を与えるなどして歯を削るようにしてやらなければならない。
